多くの法律事務所、司法書士事務所が、債務整理のネット広告を出していますが、その中には、依頼者を食い物にする怪しい事務所が少なくありません。怪しい事務所を見抜くポイントをまとめました。
1 未だに借金減額や過払を売りにした広告を出している。
法律改正のため、大幅な減額や過払が認められる案件は20年以上返済を続けているようなケースです。ほぼありません。
2 全国対応している。
債務整理については直接面談義務があるので、規制を守る限り全国対応は困難です。
3 最初から事務員が対応し、弁護士や司法書士と話したことがほぼない
法律相談は弁護士や司法書士が行う必要があり、事務作業を超えた判断まで事務員が行うことは弁護士法違反、司法書士法違反です。
4 任意整理ばかりを勧める。
手続選択において一番大事なのは債務額です。債務額に関わらず、任意整理ばかりを勧める事務所は要注意です。
5 借入先のごく一部だけをつまみ食いで任意整理を受任する。
何社もあるうちのごく一部の業者だけを任意整理しても、依頼していない業者への支払で結局行き詰まります。
6 費用が高い
現在任意整理で劇的な効果が得られるケースは希ですが、怪しい事務所に限って債務整理費用の単価が高く、トータルでは自己破産と同じかそれ以上、というケースも少なくありません。
各項目について、より詳しい説明を投稿していますので、よろしければご覧下さい。