そもそも、弁護士に依頼するメリットは、どこにあるのでしょうか?法律を知らないから?それも間違いではありません。しかし、それ以外にも、依頼すべき理由はたくさんあるのです。

弁護士とそうでない人の一番の能力差は、目に見えないところにある

「弁護士に依頼するとお金がかかる。今はインターネットでも情報がたくさんただで手に入るし、本屋に行けば、一般向けの本もたくさんあるから自分でやろう。」
そう思って、このページをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、実は、弁護士に依頼するメリットは、情報以外のことのほうが大きいのです。

例えば、プロのスポーツ選手はどうでしょうか。スポーツのルールや技術は、インターネットや本で手に入る知識はたくさんありますが、同じようなプレーはできないですよね。体力が違う?それだけではないはずです。知識を頭に入れるだけでなく、道具として使えるように身につけなければなりません。

同じように、われわれ弁護士は、紛争解決のプロです。例えば、どんな証拠が有効かを考える能力。相手のそぶりから次の行動を予測する能力。裁判所の言動から和解すべきかどうかを判断する能力。表面的な情報をいくら集めても身につかないことがたくさんあります。

一例として、具体的な事例を例に取り、経験をつんだ弁護士の判断や考え方をまとめてみました。

経験が生むイメージ能力はこちらから

裁判所の手抜きという現実

本人訴訟(弁護士がつかない訴訟)は、残念ながら、しばしば、弁護士がついている訴訟に比べて裁判所に手抜きをされる傾向があります。

こんな言い方をしたら裁判官はそんなことはないと怒るでしょう。しかし、現実に、本人訴訟の途中から依頼を受けたケースでは、弁護士がついていればありえないくらい、簡単に手続が進んでいることがあります。

そしてそのために、本来守られるべき権利が守られないことも十分ありうるのです。

途中からの依頼では取り返しがつかない場合もあります

そうはいっても、まとまった費用がかかるのはできる限り裂けたいから、自分でやってみて、ダメなのが分かってから依頼したいと考える方もいるでしょう。気持ちとしては非常によく分かります。

しかし、事件がある程度進んでからは、弁護士に依頼しても時すでに遅し、という場合もあるのです。

例えば、理不尽な要求を受け、とりあえずお金を渡したものの、結局またお金の無心に来たので依頼したいというケース。お金を渡さないで済ませるのと、お金を取り返すのとでは、天と地ほど大変さが違います。

また、訴訟の途中で旗色が悪いと感じたときはどうでしょうか。この場合、途中から取り組む弁護士にとってはスタートラインが既にマイナスです。弁護士が最善を尽くしたとしても、最初から依頼を受けたときと同じ結論になるところまで挽回できるとは限りません。
 
とりあえず自分でやるのは悪いこととは言い切れませんが、それ自体もリスクがある選択だということは意識していただきたいと思います。

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