どんな事件でもご相談ください

世の中のありとあらゆるトラブルが、弁護士業務の対象です。法律以外の分野の知識が必要なこともあります。

専門分野の場合もあれば、趣味の世界の知識の場合もあります。

医療過誤や欠陥住宅の問題は専門分野の典型といえるでしょう。これらの事件は、比較的件数が多く、その道の専門家との連携体制などが重要になります。

しかし、もっとマイナーな分野の場合、よほどのことが無い限りどの弁護士も素人です。したがって、ポイントをついた主張ができるかどうかは、弁護士の基礎的な能力にかかっているといっても過言ではありません。
 
「こんな分野の話をして、分かってもらえるだろうか?」

そう考える前に、とりあえず相談してみてください。その後で、依頼するかどうかを決めればよいことですから。

以下では、私がこれまでに体験した変わった知識が必要だった事件をいくつか紹介します。
※ 他のページでも紹介している事件が含まれています。

様々なトラブルで広島の弁護士に相談をお考えの方、

私は、広島市で20年以上の弁護実績があります。
依頼者の正当な利益を守るために、攻めの姿勢で、できる限りの手段をつくし弁護いたします。
今すぐ豊富な実績と攻めの大村法律事務所にご相談ください。

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自動車の構造の知識が必要だった事件

自動車のチューニングショップの代金請求。

訴訟において、相手方(顧客)が、不要な作業だったとか、説明が不十分だったなどの反論を展開したため、自動車の構造に踏み込んだ技術論が裁判で闘わされることになりました。

最終的に、裁判官によりほぼこちらの言い分を認める形での和解が勧告され、勝訴的和解で解決しました。

コンピュータの知識が必要だった労働事件

インターネットの掲示板で会社の誹謗中傷をしたと決め付けられ解雇になった従業員。
 
事実を争い、解雇の無効を認めて裁判をしました(私は一審本訴の終盤、裁判官がこちら側敗訴の心証を開示した後に参加しました)。

相手方の主な証拠は、使用していたというパソコンから書込みの痕跡が見つかったということでしたが、パソコンのデータを専門家に解析してもらったところ、データを捏造したという以外には説明のつかない痕跡が見つかり、高裁で逆転勝訴。相手方は最高裁に上告しましたが、従業員勝訴で確定しました。

パチンコの裏ロムセットに関する詐欺事件

パチンコに裏ロムをセットして販売したということで、詐欺罪に問われた事件。

私自身、パチンコは弁護士になる前に何度かしたことがあるという程度だったのですが(この事件のために10年以上ぶりに1度行きました)、裁判官や検事は全くしたことが無かったようで、全く状況のイメージができず、尋問でもどんな質問をしてよいか分からないようでした。

おかげで、私がパチンコのしくみをレクチャーするような形の証人尋問を行うことになりました。

結局、無罪を勝ち取ることができ、一審で確定しました。

本当に、どんな経験が仕事に生きるか分からないものです。

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