今朝、FB友達の消費生活相談員さん(他県)の投稿で、巧妙になった架空請求の報道を知りました。
注意喚起のため、照会させていただきます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20191213/1040008516.html?fbclid=IwAR1I4c9eDRPCa7Zy2spMQ5lfxU7rpKyooOVXz864pHL4L3nCVdhDzDgfVAM
騙られたのはこちらの会社のようです。HPにも注意喚起がありました。
http://cgcservicer.co.jp/caution/
信用保証教会債権回収は、信用保証協会の関連会社で、信用保証協会の求償権の回収をするための会社です。当然といえば当然ですが、出会い系やアダルトサイトなどの有料サイトの債権回収なんてやっていません。
ただ、この手口の今までと違うところは・・・
①圧着はがき(携帯代金の請求など、プライバシー事項が記載された内容を送る時に使う、2枚でのり付けされたはがき。)を使っており本当の請求書っぽい
②実在する会社を騙っており、しかも、許可番号まで実在のもの。違うのは電話番号だけ。
教えてもらった相談員さんによると、最近、こういうのが増えてきているそうです。文面そのものは素人が作っているのもあり我々が見るとぐちゃぐちゃなのは相変わらずらしいですが、実在の会社を騙ってみたりして中途半端にリアリティがあると、どうしても引っかかる人が増えるようです。
ここまで露骨なものは警察の目にも付くので、是非摘発してほしいところですが・・・。反社の人たち(定義はどうでもいいがこの人達は反社と言っていいでしょう)は結局、摘発のリスクともうけのリターンを天秤にかけて動くので、騙しやすいものを作ると摘発されるぞ、という状況を作って押し込み、こういう手口自体を躊躇させるのが、一番効果がある防衛策だと思うのです。